【2012年6月30日/2024年2月追記】古本ワンダーランド、新宿西口古本まつり、さらばレバ刺

【2012年6月30日】
西部古書会館、古本ワンダーランド。第3回目の開催。
ガレージで『星座』村上忠敬(創元社=科学の泉第18集/昭和21)100円。この「科学の泉」は、このあいだ『みみずの観察』を買ってみた。気になっている書目は『温泉生物』なのだが、まだ見かけない。温泉生物……どんな生き物なんだろう。
室内に入っては北海道の豆本『熊彫り』大島日出生(北海道テレビ放送=HTBまめほん/昭和52/再版)100円。旭川に実家があるCさんの話によると、近頃では旭川の土産物屋でも木彫りの熊をほとんど見かけないのだそうだ。もう、すべての家庭に行き渡ってしまったのかどうか、それは分からないが、我が家にも熊は1頭、押入れの奥で、鮭をくわえたまま眠っているはずだ。
『はにわの動物園』千賀久(カラーブックス/1994)250円を追加して、購入3冊。

大島日出生「熊彫り」表紙
『熊彫り』大島日出生
(北海道テレビ放送=HTBまめほん/昭和52/再版)

すぐに新宿へ移動して、地下広場の新宿西口古本まつり。今日が最終日。
土浦れんが堂書店の棚で『信楽汽車土瓶』畑中英二編(サンライズ出版=別冊淡海文庫16/2007)1000円。
その他の棚は、まったく横滑りに滑る。村井弦斎『玉子料理鶏肉料理二百種及家庭養鶏法』が、山場と言えば山場だったか。しかし標高8000円の山は気軽には登れませぬ。

畑中英二編「信楽汽車土瓶」表紙
『信楽汽車土瓶』畑中英二編
(サンライズ出版=別冊淡海文庫16/2007)

高円寺に戻り、都丸支店をひとまわり。
3時を過ぎればガード下四文屋へ。
『信楽汽車土瓶』をめくれば、参考文献として挙げられているなかで、有賀政次『東海軒繁盛記』や、後藤盾比古『失われた美―汽車土瓶に魅せられて―』が、新たな探求書となる。
『はにわの動物園』、忍ケ丘駅前遺跡の《犬》は傑作的にかわゆい。しかし本日の四文屋は、来る客来る客みなさんレバ刺を注文する。明日からは、法律上は喰えなくなるのだ。隣りに座った単身の女性は、おかわりして食べていた。わざわざレバ刺を求めて訪れたそうである。
昨年、はっきりと断言できないけれど、おそらくレバ刺が原因で腹を下したりして、苦しい目にあっているから、以来レバ刺は自粛していた。あんまり周りがレバ刺レバ刺と言うので、雰囲気にのまれてレバ刺を注文。やっぱり旨いや。

【2024年2月追記】
西部古書会館の「古本ワンダーランド」は既に終了している催事です。
2011年7月に初登場。
2012年からは1月と6月の年2回の開催を続けていました。
謳い文句は「ビックリ楽しい!」。
愉快なイラストの文庫カバー兼用チラシは、もらってうれしいオマケでした。
独自な仕掛けと共に、足掛け5年にわたって古本を提供してくださいましたが、2015年1月の第8回をもって、古本びっくり箱の蓋は閉じられます。

「古本ワンダーランドVol.3」チラシ兼文庫カバー
《古本ワンダーランドVol.3》チラシ兼文庫カバー

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「新宿西口古本まつり」は2019年11月の第35回を最後に開催されていません。
6月と11月、こちらも毎年2回の恒例行事でした。
会場は新宿西口の地下広場。賑わいの絶えない古本まつりです。
2020年6月はコロナ禍のために開催中止となり、その後の再開が待たれたのですが、今なお第36回の知らせは届きません。

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平成24年(2012年)7月1日から、食品衛生法に基づき、牛のレバーを生食用として販売及び提供することは禁止されました。
今後、研究などが進み、安全に食べられる方法が見つかれば規制の見直しを検討するのだそうです。
研究はどれくらい進んでいるのでしょうか、レバ刺よ。
(参照*「牛レバーを生食するのは、やめましょう」/〈厚生労働省〉)