【2012年8月11日/2024年5月追記】立川・八王子

【2012年8月11日】
立川フロム中武、恒例古書市。
定食博士、今柊二氏の『定食と古本』(本の雑誌社/2012)420円。
八王子に移動して佐藤書房。
『アメリカを買って』クロード・クロッツ(ハヤカワ文庫/昭和58)105円。
『新理念素描の技法』須山計一(芸術学院出版部/昭和16)210円――表紙には「素描」とあるが奥付の表記は『新理念デッサンの技法』。
『女囚地獄の十八ヵ月』宇治研介(あまとりあ社/昭和35)525円――先月の中央線展にて2100円で出品されていたのを見送ったばかり。好発見。
店外の棚での軽快な3冊に、気分もゆったりと店内へ。
『カメラペッティング』岡林一男(チャンスコミック社=スイート・ブックス/昭和57)525円。次から次へといろんな顔でどこからともなく現われるエロ写真術。あればふらーッと手が伸びる。
新書判の棚ではふたたびのあまとりあ社、『風流うらない入門』前原正典(あまとりあ社/昭和37)210円。
合計5冊の雑本日和。

宇治研介「女囚地獄の十八ヵ月」表紙
『女囚地獄の十八ヵ月』宇治研介
(あまとりあ社/昭和35)

まつおか書房は、明神町の倉庫のような3号店がもうじき閉店するそうだ。
それに合わせて、文庫本を専門に扱っていた2号店は棚替えをするらしく、営業はしていたが、店員さんも古本も引越しの準備中だった。
ブックオフ八王子駅北口店の均一棚でライトノベルなど眺め、帰宅する。

須山計一「新理念素描の技法」表紙
『新理念素描の技法』須山計一
(芸術学院出版部/昭和16)

【2024年5月追記】
もう少し何か書くことがあるだろうという手抜きの見本のような日記です。
立川駅北口、フロム中武の「恒例古書市」は、「立川フロム古書市」と名称を改め、1月・5月(2024年は4月)・9月と、年3回の開催を続けています。

  ◇
「佐藤書房」、「まつおか書房」、「古書むしくい堂」と個性的な古本屋さんが点在するほか、「ブックオフ八王子駅北口店」があり、また八王子駅前から延びるユーロードでは5月と10月に「八王子古本まつり」が開催されるなど、八王子と言えばラーメンが有名ですが、じつは古本の街でもあります。