【2013年1月25日/2026年6月追記】趣味展、銀座、高円寺(荻窪)

【2013年1月25日】
東京古書会館、趣味展。
購入は竹陽書房の棚から『原色海の貝類』瀧庸(三省堂/昭和12)200円、1冊。
開場いちばん、扶桑書房の荒稽古では近藤日出造『相撲部屋』2500円を摑んだのだが、会計の直前の土俵際でうっちゃる。同書の巻末に近刊として予告されていた『家庭科学漫画』、これだったら買っていたのだがなあ……。

『原色海の貝類』瀧庸(三省堂/昭和12)表紙
『原色海の貝類』瀧庸(三省堂/昭和12)

銀座へ移動して松屋8階、銀座古書の市。
五十嵐書店から『欧米推理小説翻訳史』長谷部史親(本の雑誌社/1992)400円。
呂古書房から豆本、『古本屋と作家』岩森亀一(こつう豆本/1993)800円。
松屋銀座、去年は漫画双紙や思ひつき夫人に発奮したのだったが、今年は平穏。
会計の際に今回の目録をもらい、無料で送ってくれると言うので来年の目録を申し込む(今回の目録定価は500円)。

『銀座古書の市』第29回目録表紙
『銀座古書の市』第29回/目録

高円寺。
都丸支店の店頭棚から『医者の黒焼』高野六郎(輝文堂書房/昭和18/3版)500円。即売展で何度か見かけている本だが、いつも裸本なので見送っていた1冊。さっきの趣味展でも見かけたばかり、やっぱり裸本だった。なかなか見かけなかったカバー付とようやく遭遇した。地味なカバーだった。
店内で『アンクル・トリス交遊録』柳原良平(旺文社文庫/昭和58)500円。
都丸支店の先の赤提灯、ガード下四文屋の丸椅子に腰かけて焼酎と煮込みと松屋銀座展の目録。
カラー図版が豊富な、上品な目録だ。
『高間筆子詩画集』(地平社/大正12)9万5000円のため息だ。
『日本昆布大観』6万8250円、この本、先日届いた和洋会目録にも出品されていたのだけれど、そうすると和洋会の1万2000円というのはかなりの特価だったのだ。だからと言って昆布大観では何がどうなるわけでもない。
帰りがけ、ふたたび都丸支店の店頭棚から『おもしろ世界の商船』木俣慈郎(成山堂書店/昭和63)300円、買い足す。おもしろ・・・・の一語が決め手であって『世界の商船』だったら買わなかっただろう。
ホロヨイの足取りで荻窪、ささま書店に寄道して、『六死人』S=A・ステーマン(創元推理文庫/2007/再版)315円、『沈黙の証言』ポウル・ウロム(講談社文庫/昭和56)420円、『霧の都』ホープ・マーリーズ(ハヤカワ文庫/昭和59)315円。

『医者の黒焼』高野六郎(輝文堂書房/昭和18/3版)表紙
『医者の黒焼』高野六郎
(輝文堂書房/昭和18/3版)

【2026年6月追記】
歩いているさなかはまるで当たり前のように、いつまでも続くかのように思ってしまいますが、月日は流れ、そのときそこにあったものは静かに移り変わります。

趣味展――。
東京古書会館の趣味展は現在も続いています。奇数月の開催です。
『原色海の貝類』を出品していた竹陽書房は2022年に閉店(詳細時期不詳)。
趣味展は2022年9月の参加を最後に退会されました。
荻窪の線路沿いにあった店舗は中央線の車窓から見えました。
扶桑書房は2025年11月をもって会場出品を終了。
2026年からは目録のみ参加(1月、3月)となっていたのですが、5月の開催では会場に復帰しました。事前の目録には予告が無かったので、会場へ行ってのうれしいおどろきでした。特別参加だったのかしらん? 次回7月17・18日はどうなるでしょう。

銀座古書の市――。
2020年1月の第36回で終了しています。
2021年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、残念ながら、翌年以降も再開には至りませんでした。
2026年2月、松屋浅草にて浅草古書の市、初開催。
終わったと思っていた古書市が銀座から浅草へ、場所を変えての返り咲きとなりました。

都丸支店――。
2014年1月から屋号を藍書店に変更。
2018年に荻窪へ店舗移転。
2023年2月末、閉店となりました。

ささま書店――。
2020年4月、閉店。
店舗を引き継いだ古書ワルツ荻窪店は現在も営業しています。
こちらも中央線の車窓からよく見えます。見えるといつも降りたくなります。