【2013年1月11日/2026年2月追記】神保町から高田馬場

【2013年1月11日】
東京古書会館、愛書会
千年堂書店の棚で黄色い背表紙の中公文庫、山本祥一郎『美酒佳肴』、小川忠彦『煮込み料理』(共に中公ミニムックス/昭和59)、100円の食べ物を2冊。
松林堂書店では荻原賢次『花咲ける武士道』、岡部冬彦『オヤカマ氏』(共に八興=おとなのマンガ選集/昭和31)、300円のマンガを2冊。
楽水書房の棚の下を覗きこんで『復讐逆十字』八巻令(耽美館=SM耽美文学/昭和45/3刷)500円。
ぐるりと一周、千年堂書店に戻って『果物と野菜の観察』牧野晩成(ニュー・サイエンス社=グリーンブックス/昭和53)210円。

岡部冬彦「オヤカマ氏」表紙
『オヤカマ氏』岡部冬彦
(八興=おとなのマンガ選集/昭和31)

ミロンガで珈琲を飲んだあとは澤口書店巌松堂ビル店の2階で『たこやきの正しい食べ方』熊谷真菜(ごま書房=ゴマブックス/1996)100円。
古書店街の店頭伝いに九段下まで歩く。
東西線で高田馬場に移動してBIGBOX古書感謝市
『山菜・木の実』水野仲彦(山と渓谷社=ヤマケイポケットガイド/2008/17刷)400円。『女だけの祭』アリストパネース(岩波文庫/昭和50)100円。『画家の引出し』風間完(青娥書房/昭和52)500円。
山手線の中で『画家の引出し』読み始める。一家を成すほどの画家の文章は、まず駄文がない。時々、絵について語られる文章の、その〈絵〉という単語を〈詩〉に置き換えて読んでみる。

【2026年2月追記】年初の古本
2021年以降、愛書会は、東京古書会館の年明け最初の即売展として定着しています。
それ以前の10年間ほどは下町書友会が多く、年によって愛書会をはさみ、いちどだけフリーダム展がその役を務めた年もありました。
三が日までは古書会館も休館ですので、早ければ1月4日が幕開けです。
お正月の曜日の並びによっては、西部古書会館(高円寺)の即売展が一週早く始まります。
2026年の初催事は、東京会館が9日、西部会館が10日でした。
おせちの御馳走も食べ疲れ、朝酒昼酒飲みくたびれ、そわそわと新年の即売展を待ちかねるという次第になれば、人生の古本指数が一段上昇したと言えるでしょう。
ブックオフは元日からウルトラセールですから、どうしても待ちきれないときは、おせちよりも神社よりも先に、近所のブックオフへと駆けつけることができます。
元日に……そこまでやるか、と思っていたはずが、来年はやってみよう、と意気込むようになったとしたら、ついに人生の過半を古本が占めたと言えます。おめでたいことだと思います。

なお高田馬場のBIGBOX古書感謝市はこの日記の年(2013年)の9月に終了となります。