2012② / 2025追記

【2012年12月28日・31日/2025年8月追記】溝ノ口彷徨と大晦日の『沈鍾』

【2012年12月28日】三鷹の上々堂で『網のなか』アイリス・マードック(白水社=新しい世界の文学/昭和40)105円と『幽霊の2/3』ヘレン・マクロイ(創元推理文庫/2009)430円を買ったあとは、中央線、武蔵野線、南武線と乗り継いで武...
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【2012年12月26日/2025年8月追記】歳末古書市から中野、高円寺、荻窪

【2012年12月26日】新宿京王百貨店、歳末古書市。9時50分、百人ほどの列に加わり、係員が配ってくれた会場案内図を眺めて、おおよその旅程・・を立てる。エレベーターに乗り込むと、エレベーターガールは淑やかに忠実に――「7階、文具、玩具、催...
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【2012年12月21日/2025年7月追記】歳末のぐろりや会で温泉が湧く(?)

【2012年12月21日】東京古書会館、ぐろりや会。浅見書店の棚を皮切りに、あちらこちらをきょろきょろ。しばらくきょろきょろ。手ぶらのままで辿り着いたのが木鶏堂書店の棚。種々の雑本を並べた平台に森山大道『遠野物語』(朝日ソノラマ=現代カメラ...
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【2012年12月16日/2025年6月追記】神保町から浦和へ

【2012年12月16日】10時半、東京古書会館。入場待ちの先客は4人。11時、開場して新宿展。丸三文庫の棚より『淫火』松井籟子(譚奇会/昭和46)1000円。どうなんだろう、通りすがりに手を出すにしては少々値が張る。取敢えず手許に持ってお...
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【2012年12月14日/2025年6月追記】五反田から神保町

【2012年12月14日】南部古書会館、五反田古書展。1階、誠文堂十銭文庫『将棋初段になるまで』金子金五郎(昭和6/46版)200円。ガード下の四文屋で時々相席する御隠居さんの趣味が将棋だから、話の種に差し上げてもよいかなと思って購入したの...
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【2012年12月8日/2025年5月追記】『毎日のサラダ』50円など

【2012年12月8日】左腿に大判の湿布を貼る。安静に寝ているのが無難なんだろうけれど、そうもゆかない。所沢へ。足に痛みを抱える者にとって、エスカレーターはなんと親切な乗り物だろう。下りは特に親切だ。彩の国所沢古本まつり(第64回)。玄関の...
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【2012年12月6日・7日/2025年5月追記】古本のあとで酔っぱらって転ぶ・酔っぱらって転んだあとの古本

【2012年12月6日】西部古書会館、BOOK & A。木曜初日という日程のためか、門前に並ぶ客はいつもよりずいぶん少ない。ガレージ廉価品の準備が終わると、店主さんたちは特に何も言わずにさっと室内に引き上げる。どうぞ、と言って門を開けてくれ...
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【2012年12月2日/2025年5月追記】西国立のブックセンターいとう

【2012年12月2日】電車の中で『夢声の動物記』読み始める。軽妙な語り口に、冒頭から惹き込まれる。肉声はもちろん、録音されたものでも、徳川夢声の声を聞いたことはないけれど、文章を読んでいるといつも、知らないはずの夢声翁の声が朗々と響く。午...
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【2012年11月28日/2025年4月追記】新宿西口、荻窪、吉祥寺

【2012年11月28日】新宿西口古本まつり。会場は地下広場であるが、吹き抜けのロータリーに接しているので冷えた外気がそのまま入り込む。寒い。何か面白そうな本が続出すれば寒さなど何処かへ吹っ飛ぶのだろうけれど、何も見つからないと冷たい風はな...
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【2012年11月19日/2025年4月追記】聖蹟桜ヶ丘

【2012年11月19日】ふらあっと聖蹟桜ヶ丘をさまよう。撤退したと思っていたブックオフは、いつのまにか駅前のビルに移転していた。以前より便利になった。ブックオフ聖蹟桜ヶ丘オーパ店。新書判の均一棚で白水Uブックスの『セルフ・ヘルプ』ローリー...