東京古書会館の古書即売展へ行ってみよう(神保町)

東京古書会館

東京古書会館の所在地は「千代田区神田小川町3-22」です。

じつは神田神保町ではないのですが、「神保町の古書会館」で通じます。
最寄駅のひとつが神保町駅であり、広く神保町古書店街に含まれるということもありますから、むしろそのほうが分かりやすいでしょう。
「小川町の古書会館」という人は、あまりいないようにも思われます。
小川町には申し訳ないような気もしますが……。

電話番号は「03-5280-2288」ですが、古書即売展の会期中のみの電話ですので、お問い合わせの際はご注意ください。

最寄駅は、神保町、御茶ノ水、または新御茶ノ水、小川町。
神田駅ではありませんのでご注意ください!

即売展の日程

東京古書会館の古書即売展は、基本的に毎週「金・土」の2日間開催です。
開催のない週もあります。

時間は初日の金曜日が「10時~18時」、2日目の土曜日は「10時~17時」です。

【2026年上半期の日程】
いずれも金曜・土曜、2日間の開催です。
4月の全ニッポン古本博覧会のみ木曜~日曜の4日間。

1月9日・10日 愛書会
1月16日・17日 趣味展
1月23日・24日 和洋会

2月6日・7日 書窓展
2月27日・28日 ぐろりや会

3月6日・7日 愛書会 
3月13日・14日 趣味展
3月20日・21日 和洋会
3月27日・28日 下町書友会

4月3日・4日 書窓展
4月16日~19日 全ニッポン古本博覧会【木~日】初開催
4月24日・25日 ぐろりや会

5月8日・9日 愛書会
5月15日・16日 フリーダム展
5月22日・23日 趣味展
5月29日・30日 和洋会

6月5日・6日 萬書百景市
6月12日・13日 書窓展
6月19日・20日 新興展
6月26日・27日 ぐろりや会 

*以上の日程は「日本の古本屋」の催事一覧ページ「古本まつりに行こう」および古書会館で配布する《古書即売展一覧》を参照にしております。
2026年1月現在の日程です。変更や追加など、新しい情報が判りましたら追記してゆきます。

【時間】
各回とも10時~18時(2日目は17時まで)
10月の特選古書即売展は初日と2日目が18時、3日目は17時まで。

【問い合わせ】
電話:03-5280-2288
古書即売展会期中のみの会場直通電話です。お問い合わせの際はご注意ください。

直前の日程変更があるかもしれませんので、お出かけの際は以下の公式サイトなどで必ずご確認ください。
「日本の古本屋」(→「古本まつりに行こう」のページ)/全国古書籍商組合連合会(代表運営=東京都古書籍商業協同組合)

「古本まつりに行こう」のページには、「古本まつりの名称」「期間」「場所」が掲載されています。
「場所」を見て、東京古書会館を探してみてください。

東京古書会館

最寄駅から古書会館まで

東京古書会館
〒101-0052
東京都千代田区神田小川町3丁目22

以下、それぞれの駅から古書会館までの道順を簡単に説明しています。
(要領を得ない説明であることは何卒お許しください)

1 JR御茶ノ水駅(中央線・総武線)から東京古書会館へ

御茶ノ水駅には「御茶ノ水橋口」と「聖橋口」、2つの改札口があります。
新宿寄りの「御茶ノ水橋口」から出ます。
改札を出ましたら左へ(右手側は御茶ノ水橋です)。
しばらくは楽器店街になっていて、さまざまな楽器屋さんが並びます。

ゆるやかな下り坂が続きますが、古書会館に向かうときは、はやる心に押し出されて、つい早足になってしまうのです。
道路をはさんだ向こう側に明治大学。リバティタワーが天空高くそびえています。
こちら側には日本大学お茶の水校舎の風格ある建物(2022年10月現在、補修工事のためか、この建物は防護幕に覆われています)……(その後、補修は終わり外観はすっかりきれいになりました)。

行く手に駿河台下交差点が見えてきました。
そこまでは行かずに、その手前で左へ曲がります。
角の床屋さんが目印です。
曲がったすぐ先に東京古書会館があります。

早足なら5分、ゆっくり歩いても7、8分ほどで辿り着くでしょう。

2 地下鉄神保町駅(半蔵門線・都営三田線・都営新宿線)から東京古書会館へ

地下鉄の駅は出入口がたくさんありますから、どこから地上へ出るかでずいぶん違います。

a 半蔵門線、都営三田線、あるいは都営新宿線の本八幡方面ホーム

これらの場合は「A5」口が便利でしょう。

半蔵門線は押上寄りの改札口を出ましたらまず左へ。ひとつ上ったら右へ。
都営三田線は、西高島平寄りの改札を出て右へ。
都営新宿線の本八幡方面ホームの場合はホーム中央付近の改札を出て右へ。

それぞれ「A5」口へと進みます。
地上へ出ると、目の前に神保町交差点。
交差点側ではなく、出口から見て左手へと進みます。

靖国通りをはさんだ向こう側には古書店が軒を連ねます。
一方こちら側には、「山田書店」と古典版画の「東洲斎」くらいしか古書店はありません。
本の日焼けを防ぐために、太陽の当たらない北向きに面してお店を構えることが多いからだと言われています。

ビヤホールの「ランチョン」、スマトラカレーの「共栄堂」と、老舗の名店を横目に見ながら、右に大きくカーブした先が駿河台下交差点です。

そのまま、交差する明大通りを横断し、渡った先で左に曲がります。
50メートルほど進み、角の床屋さんを目印にして、右に曲がります。
東京古書会館に到着です。

なお、古書会館の前に古書店街に寄道したいという方は、「A7」口のほうが便利です。
半蔵門線は押上寄りの改札を出たら右へ。
都営三田線はホームなかほどから連絡している改札を出たら右へ。
「A7」口からの道順は次の「b」を参照にしてください。

b 都営新宿線の新宿方面ホーム

新宿線の新宿方面ホームの場合は「A7」口が早いでしょう。
「A5」口にも行けないことはないのですが、地下通路の上り降りが増えて遠回りです。

ホームやや後ろ寄りから三田線連絡通路へ進むと、右側に改札口があります。
改札を出たら右へ、階段を上ってまた右へ。

「A7」の階段を上って地上に出ます。
出口から振り返ると、喫茶の名店「さぼうる」が見えます。
出口の目の前の白山通りを右に折れると神保町交差点です。

交差点の角地に建つ「廣文館書店(新刊)」を右へ。
靖国通りに沿って、古書店街が続きます。

道路が大きく右にカーブした先には、現在建て替え中の三省堂書店神保町本店があり、隣りに「三茶書房」と「光和書房」。
駿河台下交差点です。
ここで、まず靖国通りを横断します。
さらに交差する明大通りも横断し、渡った先を左へ。

少し進むと、角に床屋さんがありますので、それを目印に右へ曲がってください。
床屋さんの隣りが東京古書会館です。

5、6分もあれば辿り着く距離ですが、なにぶん途中には古書店がずらりと並んでいます。
素通りできずに、ひとつひとつ寄道してからとなると、所要時間は無限大(?)かもしれません。

3 新御茶ノ水駅(千代田線)、小川町駅(都営新宿線)から東京古書会館へ

この2つの駅については、私は普段利用しませんので、かなり大雑把です。
あしからずご了承ください。

a 新御茶ノ水駅(千代田線)

「B3b」口を出て、本郷通り「駿河台」信号から右手の横道へと入ります。
新御茶ノ水駅前郵便局がある方です。
その道をまっすぐ進みます。

十字路を過ぎると、右手に太田姫稲荷神社があります。
神社を横目に、十字路から数えて2つめの左折路を曲がります。

曲がるとすぐに、「かげろう文庫」。
その先に「白水社」があり、小川町郵便局があります。

郵便局の十字路を右に曲がると、すぐ隣りが東京古書会館です。

b 小川町駅(都営新宿線)

「B5」口から出て、靖国通りを西へ。小川町交差点とは反対の方です。
しばらくすると、通りをはさんだ向こう側には三省堂書店小川町仮店舗。

そのまま進むと駿河台下交差点です。
交差点に面したスポーツ用品店の角を右へ。
細い道へと入ります。

すぐ先の角地に小川町郵便局があります。
その十字路を左へ。郵便局の隣りが東京古書会館です。

*新御茶ノ水と小川町、さらには淡路町(丸の内線)と、異なる駅名ながら地下通路でつながっているようで、ちょっとややこしいです。

東京古書会館の古書即売展

東京古書会館
東京古書会館

東京古書会館に辿り着きました。
地上8階地下1階の大きな建物です。

古本の積み下ろしをする荷捌場と接して玄関があります。
古書即売展の開催日には、玄関先に「古本市開催中」の看板が出ています。

館内に入るとロビーがあり、左手に階段、右手奥に受付があります。
一階の受付は、古書組合に用事のある人たちのためのものです。
古書即売展を利用する際には受付の必要はありません。

即売展の会場は地下1階「多目的ホール」ですので、そのまま、階段を地下へと降ります。
ただ、その前に……。

受付には、さまざまな配布物が置いてあります。
まずは「古書即売展一覧」を手に入れましょう。
東京の古書会館で開催される古書即売展の一覧表です。
カレンダー式になっていて、即売展探訪にはたいへん重宝します。

その他にも、各所で行なわれる古本まつりのチラシや、神保町界隈の小冊子、即売展の古書目録などが置いてあることもあります。
すべて無料ですので、興味があれば、どんどん貰って行きましょう。

それでは階段を降ります。
途中の踊り場には、開催中や開催予定の古本まつりのポスターが、にぎやかに貼り出されています。

階段を降りると、もうひとつ踊り場があります。
右側にお手洗いがあり、正面に即売展の会場が見えます。
開け放した扉の向こうには古本がいっぱい……。
何度訪れても、胸がおどる瞬間です。

会場の手前で自動式の検温と手指の消毒を済ませるようになっていることが多いです。会によっては1階ロビーに設けていることもあります。
(*2023年5月8日からの新型コロナウイルス「5類感染症」移行に伴い、東京古書組合の感染症対策の方針にも変化が見られました。①手洗い及び密接・密集・密閉の回避を引き続き奨励したうえで、②体調不良の際の来館遠慮を呼び掛けています。③マスクの着用は個人の判断に委ねています。④検温器は撤去されました。⑤消毒液の設置については在庫が無くなり次第終了するとのことです)

もう少し、あと5段ほど階段を降りると、手荷物の預り所があります。
古書即売展では、入場の際には必ず手荷物を預けます。
貴重品は手元に持っておきますが、東京古書会館では場内用ビニールバッグの用意もあります。
利用したい方は申し出てみてください。
手荷物を預けて、番号札を受け取ります。

荷物預り所の隣りが帳場です。会によっては場内に帳場があります。
また、ガラスケースの中には、その日の特選品が陳列されています。
帳場に声をかければ、ケースから取り出してくれます。

いずれの古書会館も同じですが、初日の朝一番(10時から午前中くらいまで)は混雑します。
東京古書会館の会場は西部会館や南部会館よりは広いので、ある程度は分散します。
どこにも行き場がないほどごった返すとか、さすがにそこまでは混み合いません。
しかし、人気のある出品店の棚となると、ほんとうに、身動きができないくらいになることも。
なかなか壮絶です。
ゆっくり本を探したい方は、初日の午後、もしくは2日目に訪れるとよいでしょう。

準備は整いました。いよいよ会場へ。

使い込まれた書棚が整然と並んでいます。
即売展の本殿と呼びたくなるような情趣もあります。
だからと言って、並んでいる古本が端から端まで格式張ったりはしていません。
値段の手ごろな本はたくさんありますからご安心ください。
購入前に、手にとった本を帳場に預けることもできます。
名前を言って取り置きをお願いするだけですから簡単です。
預けてしまえばまた手ぶらで会場を歩けますし、たくさんの本を抱え込んだ際など積極的に活用したい仕組みです。もちろん1冊でも預かってもらえます。
時折、確保した本を会場内の通路の隅に置いておく方も見受けますが、そうとは知らない人が持って行ってしまうなど、思わぬアクシデントが起こりかねませんので、購入したい本を手元から離す場合は必ず帳場に預けるようにしてください(最近は通路に本を置かないよう会場でも呼び掛けているようです)。

ここまで来たら、ここから先は各人各様。
どうぞあなたの歩き方で、広大無辺の古本世界を心置きなく散歩してください。

東京古書会館、開場待ちの列
開場待ちの列

〈関連記事〉
東京の、そのほかの古書会館については以下の記事をご覧ください。

西部古書会館の古書即売展へ行ってみよう(高円寺)

南部古書会館の古書即売展へ行ってみよう(五反田)

また、神奈川古書会館でも、古書即売展を行なっています。下記をご参照ください。
神奈川古書会館の古書即売展へ行ってみよう(反町)