神奈川・埼玉・千葉・茨城で行なわれる古本まつりをまとめてあります。
催事場、ホール、屋外、書店の店頭……大きな所から小さな所まで、会場はいろいろです。
2024年版となります。開催の情報が分かり次第、日程など順次追記してゆきます。よろしかったら古本散歩のご参考にしてください。
また、すべての古本まつりを網羅しているわけではないことは、どうかお許しください。
ほとんどの古本まつりでは最終日の終了時間が早まります。
ここ数年のあいだに終了(もしくは休止中)となっている古本まつりにつきましても最後にまとめておきました。
各催事の情報は、全国古書籍商組合連合会の公式サイト「日本の古本屋」→「古本まつりに行こう」および神奈川県古書籍商業協同組合「神奈川の古本屋」→「展示即売会」のページを参照にしております。
日程ほかの公式情報、問い合わせ先など、同ページをご確認頂きますようお願い致します。
(一部、個別に参照元を併記している催事もあります)
東京の古本まつりにつきましては以下の記事で紹介しています。
→【古本まつり】かけあしガイド(東京)
また、古本まつりの総合的なご案内があります。合わせてご参照ください。
→多種多彩どこへ行こう? 古本まつりの歩き方
2024年9月の古本まつり早見(神奈川・埼玉・千葉・茨城)
◇2024年9月◇
夏場はお休みの浦和宿古本いち、3か月ぶりの開催です。
埼玉【所沢】彩の国所沢古本まつり(第111回)
くすのきホール(西武線所沢駅東口駅前)
9月4日(水)~10日(火)
神奈川【藤沢】フジサワ古書フェア
有隣堂藤沢店4階(藤沢駅南口駅前)
9月5日(木)~10月2日(水)
埼玉【浦和】浦和宿古本いち
さくら草通り(浦和駅西口より徒歩5分)
9月26日(木)~29日(日)
神奈川県の古本まつり
神奈川の古本まつりです。
【横浜】ハンズ YOKOHAMA 古本市
【2023年】開催1回(8月)
【2024年】
1月16日(火)~2月5日(月)→会期終了
場所 横浜モアーズ7階ハンズ横浜店イベントスペース
横浜駅西口駅前
時間 10時~21時(最終日17時)
2022年3月、ハンズ横浜店(当時は東急ハンズ横浜店)において「横浜ハンズの古本市」が開かれています。
主催はTOKYO BOOK PARKで、参加店も主に東京都内の古本屋さんでした。
2023年8月からは、神奈川古書組合の主催となり、参加店も地元横浜の古本屋さんが中心です。
会場の場所は同じですが、主催に変更があったということで、下欄「横浜ハンズの古本市」とは別枠で紹介しています。
真夏の前回に続いて、2024年は新春開催です。
【横浜】横浜ハンズの古本市
【2022年】開催1回(3月)
【2023年】開催なし
場所 東急ハンズ横浜店(横浜モアーズ6階)
時間 10時~21時(最終日18時)
2022年3月に初開催。
主催はTOKYO BOOK PARKです。東京を飛び出して横浜へ。
東急ハンズ(2022年10月より「ハンズ」と改称)での古本市は、2021年11月の東急ハンズ新宿店に続いて2店目となります。
私は行くことができませんでしたので、会場の様子などは分かりません。
TOKYO BOOK PARKの主催ということであれば、きっとにぎやかで、華やかな会場だったと思います。
ハンズ横浜店の古本市は、2023年に主催が神奈川古書組合へと変わりました。
上記「ハンズ YOKOHAMA 古本市」へ移行したということのようです。
通年営業【関内】関内セルテ古本市(関内BOOKバザール)
現在は「関内BOOKバザール」として通年営業
場所 セルテ1階
JR関内駅北口・横浜市営地下鉄関内駅2番出口
時間 10時~20時
2021年4月、関内駅前のショッピングセンター「セルテ」で始まった関内セルテ古本市。
その後は「古本サブカル雑貨市」「関内seven古本マーケット」など名称を変えながら5月と7月に開催。さらに9月から12月にかけては毎日開催。
その勢いのまま、ついに2022年は「関内BOOKバザール」として通年営業となりました。
こうなると、もはや古本屋です。
古本まつりがそのまま定着して古本屋になったというような、稀有の事例と言えるでしょう。痛快です。
毎日営業していますが、セルテの休館日はお休みとなります。
私はまだ行ったことがありません。ぜひいちど訪れたい古本まつり(古本屋)です。
【関内】ヨコハマ関内古本まつり
【2023年】開催1回(11月初開催)
場所 セルテ4階
JR関内駅北口・横浜市営地下鉄関内駅2番出口
時間 10時~20時(最終日17時)
目録あり
上記「関内BOOKバザール」と同じセルテでの古本まつり。2023年に初開催。
BOOKバザールは1階ですが、古本まつりの会場は4階です。
横浜から5店、伊勢原、真鶴、南足柄、および世田谷から各1店、計9店舗が参加。
目録が発行される古本まつりは、神奈川では久しぶりとなります。
有隣堂伊勢佐木町本店「ヨコハマ古書まつり」の開催が2019年以降は見られず、また2023年は「フジサワ湘南古書まつり」が行なわれないなど、歴史ある古書まつりの休催がつづくなかでの、新しい催事の誕生はたのもしいかぎりです。
関内から、新たな古本まつりの歴史が始まることを期待しましょう。
1階のBOOKバザールと、4階の古本まつり。会期中はセルテの上と下とで古本満喫です。
☆開催中【藤沢】フジサワ古書フェア
【2022年】開催4回(1・3・6・9月)
【2023年】開催4回(1・3・6・9月)
【2024年】
1月18日(木)~2月14日(水)→会期延長
2月15日(木)~28日(水)=アンコール・フジサワ古書フェア
→会期終了
3月21日(木)~4月17日(木)→会期終了
6月20日(木)~7月17日(水)→会期終了
9月5日(木)~10月2日(水)
場所 有隣堂藤沢店(フジサワ名店ビル)4階ミニ催事場
藤沢駅(JR・小田急・江ノ電)南口駅前
時間 10時~20時(最終日18時)
*9月18日(水)は参加店総入れ替えのため17時まで
有隣堂藤沢店の店内で開催されます。
2022年は各回とも2週間でしたが、2023年からは約1か月と開催期間が長くなります。
会期の中盤で参加店の入れ替えあり。そのため、終了時間が早まる日があります。
会場のひとつ上の5階には常設の古書売場「リブックス藤沢」もあります。新刊、古本、新刊、古本……。
【藤沢】フジサワ湘南古書まつり
【2022年】開催1回(6月)
【2023年】開催なし
場所 有隣堂藤沢店イベントホール(フジサワ名店ビル6階)
藤沢駅(JR・小田急・江ノ電)南口駅前
時間 10時~19時30分(最終日17時)
目録あり
上記「フジサワ古書フェア」とはまた別に、規模を大きくして年1回開催されます。2022年で第24回。
会場は名店ビル6階のイベントホールです。目録も発行されます。
例年ですと3月の開催ですが、2022年は新型コロナウイルスの影響で6月に延期となりました。
藤沢駅北口には、太虚堂書店、光書房、ブックオフと古本屋が3軒。また、新刊書店も数多い街です。
古書まつりと合わせて、充実した本屋散歩が楽しめるでしょう。小田急ロマンスカー「フルホン」号が運行されたら是非乗ってみたいものです。
なお、フジサワ名店ビルを含めた付近一帯は、建て替えの計画が進められているようです(2025年既存ビル閉店、2029年新ビル竣工予定)。
2023年は開催されませんでした。
【センター南】港北古書フェア
【2022年】開催5回(2・4・7・10・12月)
【2023年】開催5回(2・4・7・10・12月)
【2024年】
2月1日(木)~13日(火)→会期終了
4月30日(火)~5月14日(火)→会期終了
7月25日(木)~8月5日(月)→会期終了
10月15日(火)~27日(日)
場所 有隣堂センター南駅店店頭(横浜市営地下鉄センター南駅構内)
時間 10時~21時(土日祝日20時、最終日17時)
横浜市営地下鉄の改札を出てまっすぐ進むと、右側に有隣堂センター南駅店です。
駅構内ですので、雨が降っていても濡れずに辿り着けます。
有隣堂の店先に古本ワゴンが並びます。
隣りのセンター北駅周辺には、ブックオフ、くまざわ書店ACADEMIA、蔦屋書店、ブックファーストと、大型書店が揃います。
【川崎】川崎古本まつり
【2024年】初開催
8月15日(木)~21日(水)→会期終了
場所 川崎アゼリア(サンライト広場)
JR川崎駅東口駅前
京急川崎駅より直結
時間 10時~20時(最終日17時)
ショッピングモール「川崎アゼリア」での古本市。初開催です。
JR川崎駅東口を出てアゼリア入口の階段を降りてすぐ、また京急川崎駅とは直結しています。
神奈川県内のお店を中心に10店舗が集結します。
地元の老舗、近代書房も参加するそうです。
お盆休みでのんびりした人も、お盆は休めなかった人も、新しく誕生する古本まつりで英気を養って、読書の秋に備えましょう。
【反町】神奈川古書会館の古書即売展
東横線の横浜からひとつ隣りの反町には、神奈川古書会館があります。
ほぼ毎月1回、古書即売展を行なっています(2023年は1月および8月を除く各月に開催)。
もちろん入場無料、どなたでも気軽に入れます。
内容は古本まつりと同様なのですが、ここでは「古書会館の古書即売展」と、その他の会場で行なわれる「古本まつり」とを区別して紹介しています。
神奈川古書会館につきましては下記をご覧ください。
→神奈川古書会館の古書即売展へ行ってみよう(反町)
埼玉県の古本まつり
続いて埼玉です。
【浦和】浦和宿古本いち
【2022年】開催9回(2・7・8月を除く各月)
【2023年】開催9回(3*・7・8月を除く各月)
*3月は天候不良のため中止
【2024年】
1月25日(木)~28日(日)→会期終了
2月22日(木)~25日(日)→雨天予報のため開催中止
3月28日(木)~31日(日)→会期終了
4月25日(木)~28日(日)→会期終了
5月23日(木)~26日(日)→会期終了
6月27日(木)~30日(日)→会期終了
7月・8月 開催なし
9月26日(木)~29日(日)
10月24日(木)~27日(日)
11月28日(木)~12月1日(日)
12月19日(木)~22日(日)
場所 さくら草通り(浦和駅西口より徒歩5分)
*屋外のため雨天中断(荒天中止)
時間 10時~18時
ほぼ毎月、月末開催の定期古本市です。
各回とも木曜から日曜までの4日間。
テント無しの青空会場のため、雨が降り始めるとビニールシートを被せて一時中断です。雨が上がれば再開となります。
雨が降り続ければ、残念ながらそのまま中止です(2023年3月は天候不良で全日程が中止となりました)。
当日の開催状況は、ツイッター「浦和宿古本いち」で随時発表されます。
空模様が怪しい場合は、最新情報をご確認のうえお出かけください。
埼玉県内の古本屋さん5店舗が参加。
1982年11月から始まっているということで、40年を超える歴史があります。
炎天下の真夏(7月8月)はお休みです。
路上に古本の屋台が並んで縁日のような雰囲気です。小さな子どもが『ぐりとぐら』を伸びやかに朗読していたりもします。
【所沢】彩の国所沢古本まつり
【2022年】開催4回(3・6・9・12月)
【2023年】開催4回(2・5・9・12月)
【2024年】
第109回 3月6日(水)~12日(火)→会期終了
第110回 5月29日(水)~6月4日(火)→会期終了
第111回 9月4日(水)~10日(火)→会期終了
第112回 12月4日(水)~10日(火)
場所 西武第二ビル1階および8階(くすのきホール)
西武線所沢駅東口駅前
時間 11時~20時(最終日16時)
毎年4回、通算100回を超える古本まつりです。
所沢駅の東口を降りると、バスロータリーに面したビルのガラス窓に「古本まつり開催中」の横断幕が出迎えてくれます。
ビル入口の手前には50円均一のサービスワゴン。1階会場は文庫本中心です。
直通エレベーターで8階の本会場に上がると、大きなホールいっぱいに、古本、古本、古本。
平台の数は1階40台、8階300台、計340台だそうです。10万冊以上とか。
「屋内の古本市としては国内最大級」と謳っているとおり、とにかく広大。2、3時間はあっというまに過ぎてしまいます。
時間に余裕をもって出かけたい古本まつりです。
【本川越】ペペ古本まつり
【2022年】開催2回(3・11月)
【2023年】開催2回(3・11月)
【2024年】
4月4日(木)~16日(火)→会期終了
場所 西武新宿線本川越駅前ペペ広場
時間 10時~19時(最終日16時)
*屋外開催のため天候により変更あり
数年前にいちど訪れたことがるだけですので、現在の様子など詳しくは分かりません。
駅前広場にテントが並んで、のんびりした古本市だったと覚えています。
屋外での開催のため、天候により中断や中止になる場合があります。
2023年春の開催では、強風のため中止になった日があったそうです。
西武新宿から本川越までは特急レッドアロー「小江戸」号で約50分。
【川口】ミエル川口古本市
【2024年】初開催
第1回 6月4日(火)~9日(日)→会期終了
第2回 10月18日(金)~21日(月)
場所 ミエル川口(1階催事場)
埼玉高速鉄道川口元郷駅2番出口より徒歩3分
JR川口駅東口より徒歩15分
時間 10時~20時(最終日18時)
川口市本町のショッピングセンター「ミエル川口」での古本市。
2024年、初開催です。
最寄駅は埼玉高速鉄道の川口元郷駅。
JR川口駅からも徒歩圏内です(約1km)。
埼玉から4店舗、栃木から1店舗、計5店舗が参加します。
チラシに「キッズからシニアまで愉しめる盛りだくさんの品揃え!」。
【八潮】プレスポ八潮古本市
【2024年】初開催
8月1日(木)~4日(日)→会期終了
場所 プレスポ八潮(2階および3階)
つくばエクスプレス八潮駅前
時間 10時~20時(最終日18時)
つくばエクスプレス八潮駅に隣接するショッピングセンター「プレスポ八潮」での古本市。
初開催です。
上記「ミエル川口古本市」参加店のうち、埼玉県内の4店舗がそのままこちらに参加します。
ポスターのデザインや、謳い文句「キッズからシニアまで愉しめる盛りだくさんの品揃え!」も、ミエル川口古本市と共通しています。
川口から八潮へ、さらにまた……、この先も古本キャラバン隊となって埼玉県内のショッピングセンターを転々と渡り歩いてゆくのでしょうか。今後の展開が愉しみになってきました。
プレスポ八潮古本市では、会場が2階(西松屋前)、3階(ノジマ前)とふたつに分かれます。
お見逃しのないようお気をつけください。
千葉県の古本まつり
最後に千葉県ですが、いずれの古本市も私はまだ訪れたことがありません。
いつか行きたいとは思っているのですが。
【新鎌ヶ谷】アクロスモール新鎌ヶ谷古本市
【2022年】開催2回(1・4月)
【2023年】開催2回(1・6月)
【2024年】
1月18日(木)~31日(水)→会期終了
7月18日(木)~31日(水)→会期終了
場所 アクロスモール新鎌ヶ谷1階
新鎌ヶ谷駅(北総線〔成田スカイアクセス線〕・東武アーバンパークライン・新京成)より徒歩2分。
時間 10時~20時(最終日15時)
新鎌ヶ谷駅前のショッピングセンター「アクロスモール」で開催されます。
千葉県で定期的に開催される古本市は新鎌ヶ谷と南柏の2つだけです。
3路線が交わる駅ですから交通の便は良好です。
最終日の終了時間は15時と、かなり早まります。お気をつけください。
【南柏】フィールズ南柏古本市
【2022年】開催5回(2・6・7・10・12月)
【2023年】開催5回(3・6・8・10・12月)
【2024年】
2月9日(金)~29日(木)→会期終了
4月21日(日)~30日(火)→会期終了
6月14日(金)~7月1日(月)→会期終了
8月9日(金)~27日(火)→会期終了
10月18日(金)~31日(木)
12月14日(土)~27日(金)
場所 フィールズ南柏モールⅡ(2階催事場)
常磐線南柏駅東口より徒歩1分
時間 10時~20時(最終日15時)
南柏駅前のショッピングモール「フィールズ南柏」で開催されます。
1年に5回開かれますので、近隣の人たちにはおなじみの古本市でしょう(2024年は1回増えて隔月開催の年6回)。
「アクロスモール新鎌ヶ谷古本市」と共に、千葉県内では数少ない定期古本市です。
また、新鎌ヶ谷古本市と同じく、最終日は15時までの営業となりますのでお気をつけください。
2024年2月の開催では4年ぶりの貴重な体験、2月29日の古本市が愉しめます。
【南房総】あわぶっく市
【2023年】開催1回(11月/第7回)
場所 南房総市白子・道の駅ローズマリー公園(中庭)
時間 10時~15時
*小雨決行(荒天中止)
千葉県南端の南房総市、書店そのものが少ない地域での貴重な古本市です。
会場のローズマリー公園がある一帯は太平洋に臨みます。
当地の旧国名が安房(あわ)ということで「あわぶっく市」。愉快なひびきです。
毎年秋の開催で、2023年が第7回。
約30店の参加があるほか、トークショー、ビブリオバトル、飲食店など、買ったり、聴いたり、食べたり飲んだり、目一杯に愉しめそうなブックマーケットです。
古本、潮風、おいしい食べもの……。
出品店の紹介など公式の情報はフェイスブック「あわぶっく市」をご確認ください。
茨城県の古本まつり
【土浦】つちうら古書倶楽部の古本市
【2022年】開催2回(6・12月/第21・22回)
【2023年】開催1回(12月/第23回)
場所 つちうら古書倶楽部
常磐線土浦駅西口より徒歩1分
パティオビル1F
時間 10時~19時
目録あり
複数の店舗が共同運営する古書モール「つちうら古書倶楽部」で行なわれる古本市です。
代表を務めるのは、地元土浦の古書店「れんが堂書店」です。
パチンコ店の跡地を利用した店舗面積は250坪! 関東最大級を誇ります。
2013年3月、つちうら古書倶楽部の開店と同時に開催された古本市は、その後も回数を重ね、2023年12月で第23回を迎えました。
ここ数年は6月と12月の半期に一度ずつ、年2回の開催を続けてきましたが、2023年は12月「師走の古本市」が初めてとなります。毎回、目録が発行されます。
広大な会場で、こころゆくまで古本の大海を遊泳できることでしょう。私はまだ訪れたことがありません。いつか時間を忘れて我を忘れて遊泳したい……。
古本市の会期が終わっても、つちうら古書倶楽部は営業しています(平常は水曜定休)。
常時30万点以上の品揃えということですから、毎日が古本市と言えそうな、茨城の古本拠点です。
専用の駐車場がありませんので、お車でお出かけの際は近隣の有料駐車場をご利用ください。3000円以上の買上げで駐車代200円の補助があるそうです。
公式の情報は下記ホームページをご覧ください。
古本市の目録も公開されています。
*つちうら古書倶楽部ホームページでは、担当者様より当ブログ「本と古本の夢うつつ」のご紹介を頂いております。有難うございます!
休止中の古本まつり・終了した古本まつり
新型コロナウイルスの影響で休止となっている古本まつり、あるいは終了した古本まつりを最後にまとめておきます。
再開の予定があるのか、それとも終わってしまったのかは判断の難しいところで、あくまでも推測の範囲にとどまっていることは何卒ご了承ください。
数年おきの開催ということもあるでしょうし、そもそもが単発での開催だっということも考えられます。
有為転変。終了してしまうのは残念ですけれど、それでもまた来年は、きっとどこかで新しい古本まつりが誕生するでしょう。
休止中 神奈川【みなとみらい】図書館総合展古書即売会
【2019年】開催1回(11月)
【2020年以降】開催なし
場所 パシフィコ横浜(図書館総合展会場内)
毎年1回、パシフィコ横浜の巨大な展示ホールに、図書館、出版、読書など、本にまつわるあらゆるものが大集結する図書館総合展。
書物をめぐる一大祭典に神川古書組合も参加して古本を並べます。
コロナ禍により2020年の第22回から総合展はオンライン開催に。
それに伴い古書即売会は休止が続きます。
2023年10月、4年ぶりの会場開催となりましたが、古書即売会は戻ってきませんでした。残念です。
休止中 神奈川【みなとみらい】みなとみらい駅ナカ古本&ワインフェスタ
【2019年】開催2回(4・12月)
【2020年以降】開催なし
場所 みなとみらい駅構内みらいチューブ
2018年12月に「第1回みなとみらい駅ナカ古本まつり」を初開催。
翌2019年は「みなとみらい駅ナカ古本&ワインフェスタ」と装いを改めて、4月と12月に開催。
2020年も4月に行なわれるはずでしたが、新型コロナウイルスに見舞われて中止になりました。以後、開催されていません。
みなとみらい駅構内の近未来的な空間で、古本とワインをたのしむ。何ともSF的(?)に優雅なひとときではありませんか。
古本まつりの会場でお酒が飲めるのは、全国でも非常に珍しいと思います。
ぜひ再開してほしいところです。
終了 神奈川【センター北】横浜市歴史博物館古書フェア
【2022年】開催1回(10月)
【2023年】開催なし
場所 横浜市歴史博物館1階(入館無料エリア)
残念ながら私は未訪に終わりました。
全国を見ると、京都府立文化博物館や名古屋市博物館で古本市が開かれることがありますが、関東一円では博物館の古本市は珍しいです。
横浜市歴史博物館の企画展「追憶のサムライ」の特別協賛企画として開催されました。2022年限定だったようです。
終了 神奈川【伊勢佐木町】ヨコハマ古書まつり
【2018年】開催1回(10月/第42回)
【2019年以降】開催なし
場所 有隣堂伊勢佐木町本店別館2階催事場
目録あり
2018年を最後に開催されていないところをみると、終了してしまったのでしょうか。
毎年10月、有隣堂本店の別館催事場で開かれていました。
2018年は第42回。目録も発行され、神奈川県ではフジサワ湘南古書まつりと並んで、昔ながらの古本市です。
戦前の古書の出品も多くあり、また近隣には古本屋も点在していますから、ヨコハマ古書まつりを出発点にして、思う存分に古本散歩がたのしめたものですが……。
終了 神奈川【伊勢佐木町】有隣堂イセザキ本店古書ワゴンセール
【2019年】開催3回(2・4・6月)
【2020年以降】開催なし
場所 有隣堂伊勢佐木町本店店頭
有隣堂伊勢佐木町本店では店頭でも古書ワゴンセールが行なわれていました。
神奈川古書組合に加盟するお店が参加して、2019年は2・4・6月と開催されましたが、それ以降は開催されていないようです。
休止中 神奈川【たまプラーザ】たまプラーザ大古本市
【2021年】開催1回(9月初開催)
【2022年以降】開催なし
場所 東急百貨店たまプラーザ店
目録あり
2020年2月で終了となった「渋谷大古本市」のあとを受け継いで開催されました。
ポスターのデザインや目録の体裁も渋谷大古本市と同様で、まさに渋谷からたまプラーザに引っ越してきたような感がありました。
22店舗が参加、10万冊の出品。会場も3階と地下1階に分かれての開催でした。
残念ながら私は訪れることができませんでしたが、渋谷の活気に負けないくらいの、盛大な古本市だったことでしょう。
しかし2022年以降は開催されていません。
もしかしたら2021年限定だったのかもしれませんが、ポスターなどには「第1回」とありましたので、当然「第2回」が期待されます。
ここでは2024年以降のふたたびの開催実現に願いをこめて「休止中」としました。
終了 神奈川【海老名】マルイファミリー海老名古本市
【2019年】開催1回(10月)
【2020年以降】開催なし
場所 マルイファミリー海老名4階
海老名のマルイファミリーで2019年10月末から11月にかけて開催されました。
翌年以降は開催が見られません。
終了 神奈川【武蔵溝ノ口・溝の口】マルイファミリー溝口古本市
【2019年】開催1回(11月初開催)
【2020年以降】開催なし
場所 マルイファミリー溝口B1階
2019年は溝の口のマルイファミリーでも古本市がありました。初めての開催です。
こちらも2020年以降は開催されていません。
海老名ともども、マルイにも古本市が根付いてくれるとうれしいのですが。
終了 神奈川【小田原】フレスポ小田原古書フェア
【2021年】開催1回(8月)
【2022年以降】開催なし
場所 フレスポ小田原シティーモール南館1階
2021年8月、大型商業施設「フレスポ小田原」で古本市が初開催。
私は訪れておりませんが、最寄駅は小田原ではなく鴨宮駅なのだそうです。
2022年以降は開催が見られません。
終了 千葉【津田沼】津田沼パルコの古本市
【2021年】開催1回(10月初開催)
【2022年以降】開催なし
場所 津田沼パルコ地下1階
*2023年2月津田沼パルコ閉店
主催はTOKYO BOOK PARK。
東京のみならず横浜でも活躍するTOKYO BOOK PARKが、2021年は千葉に初進出です。
しかし2022年は開催されませんでした。
2019年から間をおいて2022年に開催された「ひばりが丘パルコの古本市」のように、津田沼パルコでも2023年以降の開催を期待したいところ……だったのですが。
津田沼パルコは2023年2月末で営業終了となってしまいました。
どうやら最初で最後の古本市だったようです。
古本まつりの少ない千葉では貴重な存在だったのですが、これは残念。
終了 千葉【柏】柏モディ古本まつり
【2021年】開催1回(2月)
【2022年以降】開催なし
場所 柏モディ2階
丸井グループの商業施設「柏モディ」での古本まつり。
2018年に年3回の開催。
2019年は近くの「柏マルイ」に会場を移します(下記参照)。
2020年は9月、2021年は2月、ふたたび「柏モディ」にて開催されましたが、2022年の開催はありませんでした。
柏モディ、柏マルイ、あるいは前記のマルイファミリー海老名と溝口。
2019年前後のマルイにはいい感じで古本まつりが広がってくれていました。
もういちどマルイに古本があふれる日を期待しています。
終了 千葉【柏】柏マルイ古本まつり
【2019年】開催1回(4月)
【2020年以降】開催なし
場所 柏マルイ5階
2017年が初開催でしょうか。
2年後の2019年4月におよそ1か月間の開催。以後は開かれていません。
2018年、および2020年と2021年は、同じ丸井グループの「柏モディ」に場所を変えて開催されています。
ここ数年、柏では「マルイ」と「モディ」を行ったり来たりしながら、どちらかで古本まつりが続いてきたのですが、2022年の開催はありませんでした。
いちどは定着していただけに消滅は残念です。
その代わり2022年からは、ひとつ隣りの南柏で「フィールズ南柏古本市」が年5回の開催と、大いに頑張ってくれています。