東京にある3つの古書会館では、1年間に90回以上の即売展が開催されます。
それぞれの即売展について、1年に行なう回数、開催日数、目録発行の有無など、ごく簡単ではありますが、一覧表にまとめてみました。
参加店舗数については、目録を参照にして数えてあります。目録のみ参加、あるいは会場のみに参加、さらには参加店の入れ替わりなどもあり、各回によって多少の変動があります。
また所々で、参加するお店の名前が出てきますが、あくまでも私個人の好みで取り上げておりますことは何卒ご了承ください。
参加店は他にもたくさんありますので、ぜひ実際に会場へ行って確かめていただければと思います。
目録を発行する即売展は、その目録の表紙を載せてあります。
神奈川古書会館の即売展については以下をご参照ください。
→神奈川古書会館の古書即売展へ行ってみよう(反町)
また古書会館以外で行なわれる古本まつりにつきましては以下の記事をご参照ください。
2025年10月の古書即売展早見
◇2025年10月◇
【東京古書会館】神保町
ぐろりや会(10・11日)【金・土】
洋書まつり(17・18日)【金・土】
特選古書即売展(24~26日)【金~日】
愛書会(31・11月1日)【金・土】
*10月第1週は開催なし
【西部古書会館】高円寺
西部展(3~5日)【金~日】
BOOK & A(9~12日)【木~日】
春秋展(18・19日)【土・日】
好書会(27・28日)【土・日】
*西部会館は本年末まで毎週開催
【南部古書会館】五反田
本の散歩展(17・18日)【金・土】
東京古書会館【神保町】
東京古書会館で行なわれる古書即売展の一覧です。
2022年7月に我楽多市、2023年1月に城南展が、それぞれ休会。
淋しくなりかけましたが、2023年4月に東西吉祥会、7月に中央線はしからはしまで古本フェスタと、新たな催事がふたつ加わり盛り返しました。
2024年6月には萬書百景市が初開催。
東京古書会館の場所、全体的な日程などは下記をご参照ください。
→東京古書会館の古書即売展へ行ってみよう(神保町)
萬書百景市
2024年初開催
年1回(6月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
6月6日(金)・7日(土)→会期終了
初日10時~18時
2日目10時~17時
Web目録あり(5月下旬配信)
2023年の東京古書会館は、4月に「東西吉祥会」、7月に「中央線はしからはしまで古本フェスタ」と、2つの催事が初めて開催。
続く2024年も、新たな即売展「萬書百景市(ばんしょひゃっけいいち)」が誕生しました。
年明けの1月第3週に東京古書会館を訪れた際には、早くも開催予告のポスターが貼り出されていて、期待を高めてくれました。
参加25店舗。
計36店舗が大集結した2023年の「中央線……古本フェスタ」に匹敵する勢いです。
Web目録が発行されています。
愛書会
年6回(2024年=1・3・5・7・9・11月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
1月10日(金)・11日(土)→会期終了
3月7日(金)・8日(土)→会期終了
5月9日(金)・10日(土)→会期終了
7月11日(金)・12日(土)→会期終了
9月5日(金)・6日(土)→会期終了
10月31日(金)・11月1日(土)
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録あり

奇数月の開催。
16店舗が参加。2025年1月でじつに第423回目を迎えました。
波多野巌松堂書店の廉価放出棚はいつもにぎわいます。
目録は50余ページ。
趣味展
年6回(2024年=1・3・5・7・9・11月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
1月17日(金)・18日(土)→会期終了
3月21日(金)・22日(土)→会期終了
5月23日(金)・24日(土)→会期終了
7月18日(金)・19日(土)→会期終了
9月19日(金)・20日(土)→会期終了
11月21日(金)・22日(土)
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録あり

キャッチフレーズは「こころ躍る掘り出しもの!」
奇数月の開催。13店舗が参加。
扶桑書房の棚は、書窓展のあきつ書店と並んで人気の双璧です。
目録は40ページ前後。
和洋会
年6回(2024年=1・3・5・7・10・11月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
1月24日(金)・25日(土)→会期終了
3月28日(金)・29日(土)→会期終了
5月30日(金)・31日(土)→会期終了
7月25日(金)・26日(土)→会期終了
9月26日(金)・27日(土)→会期終了
11月28日(金)・29日(土)
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録あり

奇数月の開催。15店舗が参加。
いわゆる「黒ッポイ本」をそろえる水平書館や玊睛(きゅうせい)。
絵葉書など紙モノたくさんの吉本書店。
廉価放出の波多野巌松堂書店はこちらにも参加。
和本も多数出品されます。
目録40余ページ。カラー図版あり。
書窓展
年5回(2024年=2・4・6・9・12月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
2月21日(金)・22日(土)→会期終了
4月11日(金)・12日(土)→会期終了
6月13日(金)・14日(土)→会期終了
9月12日(金)・13日(土)→会期終了
12月5日(金)・6日(土)
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録あり

まど展の愛称でも知られます。13店舗が参加。
近代日本文学の書籍・雑誌を、廉価で大量に出品するあきつ書店。
初日朝一番の争奪合戦はなかなか壮絶です。
目録は約50ページ。カラー図版あり。
表紙の色は季節によって変わります。
ぐろりや会
年6回(2024年=2・4・6・8・10・12月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
2月28日(金)・3月1日(土)→会期終了
4月25日(金)・26日(土)→会期終了
6月27日(金)・28日(土)→会期終了
8月22日(金)・23日(土)→会期終了
10月10日(金)・11日(土)→会期終了
12月19日(金)・20日(土)
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録あり

偶数月の開催。
16店舗が参加。2022年10月で第448回を数えます。
回数を計上していない即売展もありますが、通算400回を超えるのは、ぐろりや会と愛書会の2つだけではないでしょうか。
古書リネン堂の紙モノ箱はいつも面白いです。
目録は50余ページ。
*紙魚之会(終了)
年2回(2024年=3・8月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
The Final
3月14日(金)・15日(土)
*この開催をもって終了
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録なし
「しみのかい」。
正しくは「紙魚之會」と、旧字体で表記します。
12~14店舗くらいの参加でしょうか。
以前は目録がありましたが、2020年以降は発行されていません。
児童書専門のみわ書房は、即売展では紙魚之会のみに参加。
【2025年3月追記】
2025年3月14・15日、「紙魚之会The Final」と題された開催をもって紙魚之会は終了となります。
1968年(昭和43年)に始まったそうですから、じつに半世紀以上の歴史に幕が下ろされます。
古くからつづく即売展の閉会は、やっぱり淋しいものです。
私事になりますが……、人生で初めて東京古書会館を訪れた日の催事が紙魚之会でした。
以来、古書会館へ通い詰めるようになりまして、つまり即売展の面白さを教えてくれたのが、この紙魚之会だったというわけです。
その初一歩を記した会が無くなってしまうと思うと淋しさも一入であります。ありますけれど、これも次代へと延びる長い長い古本遍路の、ひとつの道しるべとなりましょう。
紙魚之会という何とも剽軽な名称は、まったく軽やかな命名の妙でした。
今迄の長い間、有難うございました。紙魚之会、さようなら。
下町書友会
年2回(2024年=3・12月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
4月4日(金)・5日(土)→会期終了
12月26日(金)・27日(土)
*東京古書会館の2025年の締めくくりの即売展
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録あり

毎回18店舗前後が参加。
参加店の入れ替わりが割合に多い即売展です。
下町以外のお店も数多く参加します。
*城北展(終了)
年2回(2023年=4・8月)
2日間開催(金・土)
【2024年】
5月3日(金)・4日(土)
この開催をもって終了
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録なし
目録の発行がないので、参加店がつかめておりません。
即売展会場に貼り出した配置図には参加店名が記してあるのですが、覚えて帰ろうとして、いつも忘れて帰ります。
【2024年6月追記】
城北展は、2024年5月の開催をもって終了となりました。
最後となった5月開催の会場には終了の告知はなかったように覚えていますから、その後の、急な解散だったのかもしれません。
東西吉祥会
【2023年】初開催
年1回(4月)
2日間開催(金・土)
【2024年】
開催なし
【2025年】
4月19日(土)・20日(日)→会期終了
*金曜日の開催はありません
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録あり

2023年4月、東京古書会館に新しい即売展が登場しました。
「東西吉祥会」の名のとおり、東京から8店舗、京都から5店舗、大阪から2店舗、東西の古書店が集結します。
東京の古書会館での即売展に関西の古本屋さんが参加するのは、たいへん珍しいです。
過去の歴史をさかのぼれば前例があったのかもしれませんが、現状では唯一となります。
2022年7月に我楽多市が休会、2023年1月には城南展が休会。このところ寂しい知らせの相次いだ東京古書会館でしたから、新たな即売展の誕生はめでたさも一際です。
目録はB5判、155ページ。カラー図版もあり、立派な目録です。
【2024年6月追記】
2024年は開催の予定がありません。
1回限りの開催だったのだとしたら何とも惜しいです。
来年の復活に期待しています。
【2025年1月追記】
2024年の開催は見られませんでしたが、2025年は2年ぶりに戻ってきます。
「金・土」から「土・日」と、曜日が変更になります。
フリーダム展
年1回(2024年=5月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
5月16日(金)・17日(土)→会期終了
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録なし
開催される年もあれば、されない年もあるという神出鬼没(?)の即売展でしたが、2019年からは毎年開かれています(2020年は新型コロナウイルスの影響で開催中止)。
どのお店が参加するのかは、その年の会場へ入ってからのオタノシミです。
新興展
年2回(2024年=6・12月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
6月20日(金)・21日(土)→会期終了
12月12日(金)・13日(土)
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録あり

半期に一度の開催。9店舗が参加。
正式な名称は「新興古書大即売展」です。
洋装本もありますが、和本・書画・漢籍などが中心で、他の即売展とは会場の雰囲気も異なります。
目録のサイズはひとまわり大きいB5判(新興展のほか東西吉祥会と西部会館の高円寺優書会がB5判、他はすべてA5判)。
毎号100ページを超えます。図版はモノクロ。
中央線はしからはしまで古本フェスタ
【2023】初開催
年1回(7月)
2日間開催(金・土)
【2024年】
開催なし
【2025年】
第2回 8月1日(金)・2日(土)→会期終了
初日10時~18時
2日目10時~17時
2023年7月、初開催の即売展。
西部古書会館の「中央線古書展」はお馴染みですが、東京古書会館にも中央線がやって来ました。
東京会館では、2023年4月の「東西吉祥会」に続いての新しい催事です。
参加店は中央線沿線の古本屋さんがじつに36店舗。
これだけ多くの参加店があるのは、即売展では異例の出来事ではないでしょうか。
目録は発行されません。
【2024年6月追記】
2023年の古本界に大きな話題をもたらした即売展ですが、2024年は開催の予定がありません。
6月初開催の「萬書百景市」がその代役を果たしたとも言えそうですが、即売展史上最も長い名称(?)を是非とも継承してほしいところです。
【2025年6月追記】
東京古書会館へ、2年ぶりに中央線が戻ってきます。
その前週の7月26日・27日には西部古書会館にて元祖「中央線古書展」が開催。
真夏の古書漁りは中央線の古本特快に乗って。
洋書まつり
年1回(2024年=10月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
10月17日(金)・18日(土)
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録なし
古書会館で唯一の洋書専門即売展。
1年に1回、毎年10月の開催です。
会場すべてが洋書で埋め尽くされます。
洋書ゆえ……私は過去に2回ほどしか訪れたことがありません。
古書だけでなく新刊の販売もあります。
2023年は古書8店舗、新刊6店舗の参加がありました。
特選古書即売展
年1回(2024年=10月)
3日間開催(金・土・日)
【2025年】
10月24日(金)~26日(日)
初日・2日目10時~18時
最終日10時~17時
目録あり

神田古本まつりに合わせて開催。
東京古書会館では唯一の3日開催です。
「特選」と銘打ってはありますが、すべてが高額の稀覯書ばかりとはかぎりません。
あきつ書店も参加しており、書窓展同様に廉価で放出してくれます。
目録は200ページを超えます。そのうちカラーページが100ページ以上。
立派な目録ですので、無料配布は行なわず、会場では300円で販売しています(事前申し込みの場合は切手500円分)。
*我楽多市(休会)
年2回(1・7月)
2022年7月で終了
「がらくたいち」。
残念ながら、我楽多市は2022年7月の開催をもって休会となりました。
目録最終号『さよなら我楽多市』の「お客様各位」によりますと、同人(参加店)の高齢化とコロナ禍の影響により、会の継続に必要な同人数が揃わなくなったとのことです。
同人数が確保できたら再開する予定があるとのことでもありますので、その日を待ちたいと思います。

*城南展(終了)
年3回(2・6・10月)
2023年1月で終了

16~18店舗が参加。
ミステリーをそろえる青梅多摩書房は絵葉書も大量に出品。
鉄道図書の三崎堂書店はプレートやつり革など鉄道部品の出品も。
目録は2022年10月発行号を最後に休刊。
翌2023年1月の開催をもって、城南展は休会(終了)となりました。
西部古書会館【高円寺】
西部古書会館で行なわれる古書即売展の一覧です。
2023年、古書愛好会展が高円寺優書会へと名称変更。
また、高円寺均一まつりが新たに誕生しています。
2024年には高円寺均一古本フェスタが登場し、西部会館は均一展が賑やかになりました。
2025年1月は萬書百景市 in 高円寺が初開催。
西部古書会館の場所、全体的な日程などは下記をご参照ください。
→西部古書会館の古書即売展へ行ってみよう(高円寺)
萬書百景市 in 高円寺(初開催)
【2025年】初開催
1月17日(金)~19日(日)→会期終了
初日・2日目10時~18時
最終日10時~17時
Web目録あり
2024年6月に東京古書会館で誕生した「萬書百景市」が、西部古書会館に出張して開催されます。
同じ名称の即売展が、2か所の会館で行なわれるのはとても珍しいです。
会期は金曜から日曜までの3日間。
同展ホームページでWeb目録も公開されています(注文の締切は1月15日正午)。
2024年の初開催では大盛況を呈した萬書百景市。高円寺でも同様のにぎわいを見せてくれるでしょう。
なお東京古書会館では2025年も萬書百景市が開催されます(6月6・7日)
高円寺均一古本フェスタ
2024年初開催
年2回
8月=高円寺200円均一古本フェスタ(1日のみ開催)
11月=高円寺均一古本フェスタ(2日開催)
【2025年】
8月16日(土)・17日(日)→会期終了
11月8日(土)・9日(日)
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録なし
西部古書会館の「ヴィンテージ・ブック・ラボ」から派生した即売展です。
「大均一祭」「高円寺均一まつり」と、西部会館は均一祭が盛んですが、さらに新たな催事が加わります。
古書会館で配布している〈古書即売展一覧〉令和6年5月31日作成版には記載がありませんでしたが、発行後に開催が決定したようです。
中央書房、盛林堂書房、ノースブックセンター、池袋ブックサービス、三暁堂、以上5店舗の参加。
土曜日のみの開催ですのでお気をつけください。
【2024年11月追記】
2024年8月に急遽初登場となった「高円寺200円均一古本フェスタ」。
11月の第2回も俄かに開催が決まったようです。
名称から「200円」の文字が外され、日程も2日間に変更となりました。
あるいは2日目は100円均一になるかもしれないのですが、詳しい内容は確認できておりません。どうなるのでしょう。
【さらに追記】
初日300円均一、2日目200円均一とのことです。
【2025年会期終了後の追記】
2025年8月の開催では初日200円均一、2日目100円均一でした。
春秋展
2024年初開催
年1回(10月)
【2025年】
4月19日(土)・20日(日)→会期終了
10月18日(土)・19日(日)
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録なし
2023年「高円寺優書会」「高円寺均一まつり」、また2024年は夏の「高円寺200円均一古本フェスタ」に続いて10月に「春秋展」、西部古書会館には新しい催事が続々と誕生します。
参加12店舗。古書会館では御馴染みの店舗に加え、即売展初参加のお店もあるそうです。
名称に春秋とあるとおり、4月と10月に開催されます。
杉並書友会
年7回(2024年=1・2・5・6・7・8・10月)
2日間開催(土・日)
【2025年】
1月4日(土)・5日(日)→会期終了
2月8日(土)・9日(日)→会期終了
5月3日(土)・4日(日)→会期終了
5月31日(土)・6月1日(日)→会期終了
7月19日(土)・20日(日)→会期終了
8月30日(土)・31日(日)→会期終了
9月20日(土)・21日(日)→会期終了
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録なし
参加店は12~15店舗くらいかと思います。
同じく西部会館で行なわれる「好書会」と重なっているお店も多いようです。
各店とも廉価の雑本を多数放出。
中央線古書展
年6回(2024年=1・3・5・7・9・11月)
2日間開催(土・日)
【2025年】
1月25日(土)・26日(土)→会期終了
3月22日(土)・23日(日)→会期終了
5月24日(土)・25日(日)→会期終了
7月26日(土)・27日(日)→会期終了
9月27日(土)・28日(日)→会期終了
11月22日(土)・23日(日)
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録なし
奇数月の開催。
「中央線」と言えば、古本世界では電車ではなく中央線古書展のことを指します。
西部古書会館では老舗の即売展です。
以前は目録がありましたが、現在は発行されていません。
大均一祭
年3回(2024年=1・4・6月)
3日間開催(土・日・月)
【2025年】
1月11日(土)~13日(月)→会期終了
4月5日(土)~7日(月)→会期終了
6月28日(土)~30日(月)→会期終了
11月1日(土)~3日(月)
初日・2日目10時~18時
最終日10時~17時
目録なし
全品均一価格の即売展。土・日・月の3日開催です。
初日200円均一。2日目100円均一。3日目50円均一。
もし、4日目を開催したらどうなってしまうのだろう。
学生さんには朗報です。初日と2日目には学割あり。
会計の際、学生証の提示で50%OFFになります。
大均一祭は手荷物を持ったままでも会場に入れます。
入口には荷物置き場もありますので、そこに置いておくこともできます。
【2024年6月追記】
残念ながら学割制度は2024年4月で終了となりました。
西部展
年5回(2024年=2・4・7・10・11月)
3日間開催(金・土・日)
【2025年】
1月31日(金)~2月2日(日)→会期終了
4月25日(金)~27日(日)→会期終了
7月4日(金)~6日(日)→会期終了
10月3日(金)~5日(日)→会期終了
11月28日(金)~30日(日)
初日・2日目10時~18時
最終日10時~17時
目録あり

金曜から日曜までの3日開催。
西部会館では唯一の金曜初日の催事です。
東京会館や南部会館の即売展と初日が重なることが多いです。
どちらを先に見るか、悩ましいところでもあります。
14店舗が参加。2022年9月で第158回。
目録は黄色い表紙でお馴染みです。50余ページ。
好書会
年7回(2024年=2・4・6・8・9・10・12月)
2日間開催(土・日)
【2025年】
2月22日(土)・23日(日)→会期終了
4月12日(土)・13日(日)→会期終了
6月14日(土)・15日(日)→会期終了
8月2日(土)・3日(日)→会期終了
9月13日(土)・14日(日)→会期終了
10月25日(土)・26日(日)
12月27日(土)・28日(日)*2025年の締めくくりの即売展
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録なし
杉並書友会と同じく年7回の開催。
杉並書友会同様、雑本多数。雑本漁りは面白いです。
BOOK & A
年5回(2024年=2・5・8・10・12月)
4日間開催(木・金・土・日)
【2025年】
3月13日(木)~16日(日)→会期終了
5月15日(木)~18日(日)→会期終了
8月21日(木)~24日(日)→会期終了
10月9日(木)~12日(日)→会期終了
12月11日(木)~14日(日)
初日から3日目まで10時~18時
最終日10時~17時
目録なし
木曜から日曜までの4日連続開催。
毎回10店前後の参加でしょうか。
BOOK & Aの「A」とは、「アート」「アンティーク」の「A」なのだそうです。
本以外にも、民芸品、おもちゃ、レコード、雑貨いろいろ並びます。
高円寺優書会
2023年6月初開催
*古書愛好会展より名称変更
年2回(2024年=6・11月)
2日間開催(土・日)
【2025年】
6月21日(土)・22日(日)→会期終了
11月15日(土)・16日(日)
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録あり
2023年6月、それまでの「古書愛好会展」が「高円寺優書会」と名称を変更しました。
旧来の参加店に、新規参入のお店が加わり装いを一新。
今まで通り目録も発行されます。
古書愛好会時代よりサイズがひとまわり大きくなってB5判。約30ページ。モノクロ図版あり。
目録と会場販売と、合わせて15店舗前後が参加します。
西部古書会館で目録が発行されるのは、この優書会と西部展のふたつです。

*古書愛好会展(名称変更により終了)
年3回(3・6・11月)
2022年11月で終了
「古書愛好会展」は上記「高円寺優書会」へと再編されて新たな催事へと生まれ変わりました。
2023年3月に愛好会展の予定がありましたが開催中止(同日の即売展は「ヴィンテージ・ブック・ラボ」へ変更)。
6月に高円寺優書会と名を変えてふたたび出発します。
古書愛好会展としては2022年11月が最後の開催でした。
第103回という歴史に幕を下ろし、高円寺優書会へと後継を託します。

青札古本市
年1回(2024年=3月)
4日間開催(木・金・土・日)
【2025年】
3月27日(木)~30日(日)→会期終了
初日から3日目まで10時~18時
最終日10時~17時
目録なし
木曜から日曜までの4日間。
7、8店舗の参加。春の謝恩市。
歳末赤札古本市の姉妹展です。
歳末赤札古本市
年1回(2024年=12月)
4日間開催(木・金・土・日)
【2025年】
12月4日(木)~7日(日)
初日から3日目まで10時~18時
最終日10時~17時
目録なし
木曜から日曜までの4日間。
青札古本市と対をなす即売展。
参加店は青札古本市とほぼ同じようです。
春は青札、暮れは赤札。
Vintage Book Lab(ヴィンテージ・ブック・ラボ)
2022年8月初開催
年2回(2024年=3・8月)
2日間開催(土・日)
【2025年】
3月1日(土)・2日(日)→会期終了
8月9日(土)・10日(日)→会期終了
初日10~18時
2日目10~17時
Web目録あり
2022年8月に登場した即売展。
画像付きのWeb目録あり。
2022年12月は会場販売を行なわず、Web目録のみの開催でした。新しい試みです。
2023年以降は3月と8月に開催。いずれも会場販売を行なっています。
定期的な参加店のほか、毎回特別参加のお店が加わります。
Web目録は「ヴィンテージ・ブック・ラボ」公式サイトで公開されます。
【2025年6月追記】
2024年3月までは初日19時までの営業でしたが、2024年8月以降は18時終了。
高円寺均一まつり
2023年初開催
年2回(2024年=9・12月)
2日間開催(土・日)
【2025年】
3月8日(土)・9日(日)→会期終了
5月10日(土)・11日(日)臨時開催→会期終了
6月7日(土)・8日(日)→会期終了
9月6日(土)・7日(日)→会期終了
12月20日(土)・21日(日)
初日10時~18時
2日目10時~17時
目録なし
2023年10月初開催。
少々紛らわしいのですが、年3回の「大均一祭」(上述)とはまた別の全品均一即売展です。
2023年は水曜木曜の平日開催という異例の日程でしたが、2024年は土日の週末開催となり、9月と12月の年2回の開催となります。
初日は200円均一、2日目は100円均一です。
2023年の参加店は、古書かんたんむ、古書ワルツ、古本案内処、古書英二の4店舗と、少数精鋭でした。
【2025年6月追記】
当初は予定のなかった5月にも臨時開催。
2025年は一気に回数を増して年5回の開催です。
南部古書会館【五反田】
南部古書会館で行なわれる古書即売展の一覧です。
すべての即売展で目録が発行されます。
南部古書会館の場所、全体的な日程などは下記をご参照ください。
→南部古書会館の古書即売展へ行ってみよう(五反田)
五反田遊古会
年6回(2024年=1・3・5・7・9・11月)
*2025年からは年4回(3・5・9・11月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
3月28日(金)・29日(土)→会期終了
5月16日(金)・17日(土)→会期終了
9月5日(金)・6日(土)→会期終了
11月14日(金)・15日(土)
初日=1階9時30分~18時
2階10時~18時
2日目=1・2階とも10時~17時
目録あり

奇数月の開催。
一回おきに参加とか、しばらく休んでまた参加とか、参加店の動きが頻繁です。
だいたい15店前後でしょうか。
目録は30余ページ。2024年5月で第166回となりました。
南部会館で行なわれる3つの即売展では、いずれも目録が発行されます。
【2024年5月追記】
2024年5月以降、五反田遊古会は1月及び7月の開催が無くなり、3・5・9・11月の年4回となります。
本の散歩展
年2回(2024年=4・10月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
4月25日(金)・26日(土)→会期終了
10月17日(金)・18日(土)
初日=1階9時30分~18時
2階10時~18時
2日目=1・2階とも10時~17時
目録あり

キャッチフレーズ「サンポしながらフルホンさがし」。
参加店15店前後。
こちらも毎回、お店の入れ替わりがあるようです。
2024年4月で第56回(目録通巻65号)。
春の散歩、秋の散歩。
南部会館の即売展はすべて金曜と土曜日。ほぼ毎回、東京会館の即売展と日程が重なります。
もし初日の朝一番に行けるとしたら、どちらを選択するべきか。
難題ですが、雑本派は南部会館へ駆けつけることが多いようです。
五反田古書展
年1回(2024年=12月)
2日間開催(金・土)
【2025年】
12月19日(金)・20日(土)
*南部古書会館、2025年の締めくくりの即売展
初日=1階9時30分~18時
2階10時~18時
2日目=1・2階とも10時~17時
目録あり

南部古書会館の1年の締めくくりの即売展です。
2019年までは半年に一度、6月と12月に開催されていましたが、2020年以降は12月のみ開催です。
2023年12月で第166回。
南部会館の即売展は、いずれも参加店の入れ替わりが多く、動静がつかみづらいです。
ゆるやかに、参加したりしなかったり、ということなのでしょう。
古書一路、アンデス書房、北上書房、古書赤いドリル、澤口書店、靖文堂書店、月の輪書林などは、南部会館で行なわれるすべての即売展に参加しています。